新しい名称は、
「協同組合 福祉・環境ラボ」
に決定しました。
今後は、取り扱い商品を福祉製品・環境改善製品などに広げて
活動を行ってまいります。
aiパークは、継続して販売を行います。
【「aiパーク」システム発表体験会の開催】
必要は発明の母、と言うけれど、車いす利用者が運転できる自動車が市販されるようになったと思ったら、今度は、画期的な駐車装置が製品化されて実働をはじめた。広島市内のスーパーマーケット「フレスタ祇園店」がモニタリングに設置した「aiパーク」システムがそれで、この度発表体験会が行なわれた。
【障害者用駐車場の利用実態】
aiパーク設置状況
近年、社会のバリアフリー化の一環として、車いすマーク付駐車スペースはよく見かけるようになったが、こともあろうに健常者の心ない不正駐車が後を絶たず、主旨が充分に生かされていないのが実情だというからやりきれない。
対策として、パイロン(赤色の三角柱)や、不正駐車禁止の看板を置く例が目立つようになったが、意外にもその配慮がアダとなり、車いす利用者の自動車を駐車するには大変な手数と労力を要することを体験例として目のあたりにした。その実際を流れに則し18項目にわたり列挙してみるので状況を思い描いてみてほしい。
(項目略)
これだけの手数と労力が要るとなると、マイカーでの外出意欲にブレーキがかかろうというものだ。
【「aiパーク」の開発とその概要】
こうした不自由さを伝え聞いて、課題として取り組んだのが福祉用具開発研究会(財団法人広島市産業振興センター)内で組織した「協同組合aiパーク研究会」で、(有)技研、(有)KY技研、(株)テオス、(株)システム電子設計の四社がそのメンバーである。
実働を始めた駐車装置の概要は、不正入庫を阻止する役目のバーに大きく表示してある数字を運転席に居ながら自分の携帯電話にプッシュする(電話料は不要)と、バーが上がって入庫できて、出庫するとセンサーが感知してバーは自動的に下りてくる。
先に列挙した18項目にも及ぶ手順と比較すると、バーに表示の数字を携帯電話にプッシュすることにより、あとは8項目をこなせば入出庫できて、格段の便利さだといえる。
【望まれる普及】
実際に体験利用された車いす利用の皆さんは、驚きの表情で、この装置の普及を熱望されていた。設置には当然ある程度の費用がかかるものの、量産と装置スペースへの広告を募ることにより、コストダウンは充分可能であり、別の考え方としても、このような社会に優しい取り組みをする企業として、世間の評判を得ることは看過ごせぬ財産になり得る、との担当者の話しには説得力があった。
普及のスピードがあがって、障害をもつ人々がより気軽に社会へ出向かれるようになることを心から願った。
■ひろしま市民パブリシストについて
広島市では、広島の魅力を効果的にPRし、目新しく興味をひく質の高い情報をタイミングよく発信するために、エッセイストやカメラマンをひろしま市民パブリシストとして公募で選びました。広島市民でしか知らないとっておきのスポットやおすすめ情報、また広島市の話題についてメールマガジン「ひろしまファンクラブ」や文化情報マガジン「to you」で執筆していただいています。
もっと詳しく見る
「バリアフリー」とは、英語の「バリア(障壁)」と「フリー(自由な・〜からのがれる)」を一緒にした言葉で、障壁となるものを取り除き生活しやすくすることを意味します。もともとは建築用語として登場し、建物内の段差の解消など、物理的な障壁の除去という意味合いが強い言葉ですが、最近ではより広い意味で用いられるようになっています。
「見えるバリア」と「見えないバリア」
道路や建築物等における物理的なバリアを『見えるバリア』とすれば、私たちの周りには高齢者や障害者等の社会参加を困難にしている社会的、制度的、心理的な「見えないバリア」もあります。このように「バリアフリー」とは、高齢者や障害者等を含むすべての人にとって日常生活や社会生活を営むうえで存在するあらゆる分野の障壁の除去を意味します。





